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4月のまつり

卯月

卯月(うつき)は、卯の花が咲く季節であることから4月を卯月というそうであります。
「う」は「初、産」を意味し、1年の循環の始まりであるとも言われています。

1日 午前6時 月次祭

月の始まりである1日に、御皇室の弥栄と日本国の平安、氏子崇敬者の皆様方の御健康とご多幸をお祈りします。
祭典に先立ち、午前5時頃より「鎮魂」を行います。

大祭奉仕神役籤引式

氏子の中から賀茂神社例祭に奉仕する神役を決める儀式。
夕刻、賀茂神社御神前にて行います。神職が、奉仕する人々をお祓いした後、宮司・総代の検分中で行います。
古来より伝わる方法で謹製した「神役札」を奉仕する人が大前に進み、おのおの引いていきます。そして、全員が引き終わると奉仕員は一旦参集殿に集合し、「籤あらため」を行います。
 

第1日曜日10時 勧学祭

町内在住の本年小学校に入学される児童が、文武両道ですくすくと成長するようお祈りするお祭りです

御清め式

摂社日吉神社例祭に先だち、御本殿を始め各社殿と御神宝をお掃除し、お飾りしてお祓いを行います。

13日前後土曜日 17時 摂社「日吉神社」宵宮祭

大山咋神を祀る賀茂神社摂社「日吉神社」の宵宮祭。
元来は4月13日に行われていました。
賀茂神社境外にあり、祭神大山咋命を祀る日吉神社の宵宮祭。当日午前より氏子中でなわれた松明2基が境内に並べられ、夕刻氏子中一同が境内に集合し、宵宮祭が厳かに行われる。祭典後、ご本殿で清められた御神火にて代表者により松明に一斉点火。神様をお慰めした後、祭典は無事終了する。祭典に大松2基が奉納され、境内で燃えさかります。
また、大太鼓が町の方々により、担がれ、賑わいます。

14日前後日曜日 14時 摂社「日吉神社」例祭

賀茂神社摂社「日吉神社」の一年に一度の例祭です。
元来は4月14日に行われていました。
1時30分頃日吉神社を出発した神様の依り代(御幣)を始め氏子中は一路、渡御にて賀茂神社へ。賀茂神社到着後、賀茂神社御本殿内陣(神様の坐す部屋)へ日吉神社神霊(御幣)を納め、そこで例祭が始められる。これは賀茂神社本殿に坐す玉依比賣命と神婚(神様のご結婚の儀式を顕しておられる)されるのをあらわしています。(古事記にこの話が物語として載っております。)
このお祭りが無事に終わらなければ、賀茂祭りが実際に行えない、非常に重要なお祭りであります。

15日前後日曜日 午後2時 神幸祭(御生礼祭)

元来は4月15日に行われていました。
この日は養老元(716)年4月15日、元正天皇の勅命にて賀茂眞備がこの地へ下り、皇室の料地であり、国の放牧場である「御猟野乃杜」に社殿を建立する地を定め、天皇へ上奏(報告)した日であり、賀茂神社創建に関わる意義深い日であります。
当日、宮司を始め神職・責任役員・奉仕員は本殿前庭にて祭典を行い、その後、境内で採取された大榊に賀茂四柱大神様にお遷りいただき、氏人奉仕による行列を組み、境内奥の御旅所へ進みます。そこで宮司が捧げもった大神様の遷られた榊は奥へ進み、禁足地にて奉安されます。氏人の奉仕した神宝類等は御旅所に納められ、御旅所祭が行われます。そこで宮司は祝詞を申し上げ、神様は奥森にて自然の大いなる霊域に浴され、更なる力を戴かれます。
その後、再び氏人による行列を組み、本殿へ還られます。
この日より、例祭の始まりとして、総代・氏子代表奉仕者は身を清め続けるのです。
この祭りは古来の原始神道の名残を残しており、自然発生の神ながらの道を顕わしているといえるでしょう。自然に大いなる霊威を抱く我々日本人の心が顕れる祭りと言えます。当社はどこのお宮さんでもある御神輿は無く、その代わりに神の木とされる、榊を神様の遷り木として祭典が行われます。
 

31日 御馬御幣調製式

4月31日、例祭に重要な馬出番の方々が捧げ持つ御幣を調製し、お清めを行い、御本殿へ納めます。

卯月初馬祭

4月の初午の日に行います。
賀茂大神様と千三百年の間の馬の霊を祀る神様に一ヶ月間の馬と馬事の繁栄と崇敬の皆様のご多幸を祈ります。
賀茂神社
〒523-0058
滋賀県近江八幡市加茂町1691番地
TEL.0748-33-0123
FAX.0748-36-3830
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