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ごあいさつ

賀茂神社は、奈良時代、陰陽道によって選ばれた地に創建されました社であり、最良の『氣』の集まる『国の中心』神々の御神威あらたかな神社として崇敬をいただいております。
平成30年9月4日、全国各地を襲った台風21号によって、近代稀な樹齢1000年という御神木が倒木するという出来事がございました。
この御神木は『大杉大明神』として崇敬されると共に、白蛇伝説の伝承のある真に尊い霊木でありました。
御神木に救われ、生きる希望を戴いたという方々は数知れず、全国各地よりお別れにお越し戴いております。
また、日本の『馬の聖地』としてシンボルでもあった『御神馬』も時同じく御神木を背負われ倒壊される事となった次第であります。
これらの復旧には相当な時間と費用を要し、大変困惑しておりましたところ、有り難くも全国各地より義援金募集の窓口を希望される声を多くいただき、皆様方のお言葉を有り難く受け止め、この度義援金の窓口を開設させて戴きました。

一日でも早く国の災厄封じ、再生の社として、心癒される社を取り戻して参りたいと存じます。
全国各地で被害の相次ぐ中、心苦しい限りではありますが、神様へのお供えとして、皆様方の許しうる限りの御奉賛を賜りますよう、下記にて詳細を御案内申し上げます。
何卒、宜しくお願い申し上げます。

賀茂神社宮司 岡 田 能 正  拝

御神木「大杉大明神」

御神木『大杉大明神』

当社御神木は白蛇伝説の伝わる『大杉大明神』として、樹齢1000年の大木として崇敬を受け、多くの人々の生きる希望として、大自然の英智として力を戴きに全国各地よりお詣りにお越しいただいておりました。
その御神木が1000年の時を越えて倒木(古来では木が横になると言います)致しました。
台風21号が近づき、東からの風も次第に強くなり出した午後12時過ぎ、危険を伴うことから職員も全員帰宅させました。風も東から南へと変わりだした午後2時前、一人残った禰宜が「がんばれ」、「もう少しで台風が過ぎるから踏ん張れ」と祈りを捧げておりました。
その時、ふと家の様子を見なければと頭をよぎり、一旦帰宅致しました。そして家の周辺の片付けを終えた後、午後3時過ぎに戻った折には倒木していました。
誰にも看取られることなく孤独の中で1000年の歴史の幕を一旦下ろしたのです。
御神木が倒れた午後2時半過ぎは風も東南の風でありました。しかしながら御神木は西南西の御神馬のところに倒れていったのであります。風向きからは考えられない方角に横たわったのであります。
1000年という時空を越え、この地球上の多くの先人達と同じ空気を吸い、信長の焼き討ちを始め数度の兵火にも耐えてきた足跡に終止符を打ちました。
平安時代の清少納言や藤原道長の生きていた時代に芽を出し、歴史の生き証人として長い年月この世を見まもってきた御神木です。
これからの未来を託すために、今までの全ての災厄を封じ、リセットしてくれたのではないでしょうか。
私たちにはそうとしか思えません。
そして、賀茂神社が国の災い封じとして創建され、奈良時代に国難をリセットするために創建されたこの神社で、今までの災厄を全て引き受け、リセットするために明治150年の年、翌年に御代代わりを控えた本年に、今しかないそんなときに、私たちやこの地球を守るために託してくれたのではないでしょうか?
この御神木は、今も境内に横たわっております。そして、これからこの御神木の体は次の役目の為に一旦境内を離れます。(預かってもらいます)
そしてその後、再び賀茂神社へ戻り、今現在取り組んでおります「縄文の精神を取り戻すための造営事業」の建物造りに関わってもらいます。その建造物は1000年以上建ち続けてくれるでしょう。
そのためにも、いち早く皆様方のお力を御浄財という形でお預かりさせて戴き、皆様と一緒に縄文の建物を今の時代に造らせて戴きたいと思います

威厳な御神木(当時)

倒木(横たわった)御神木

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