御神徳(霊験)
御神徳
全国随一「馬・競馬・乗馬」守護
しかしながら、日本は高度経済成長を遂げ、機械化文明の発展により、”馬”は日本人の心から忘れ去られ、動物園か競馬場、乗馬クラブなどの一部にしか住むことが出来ないようになってしまいました。
この”馬”をもう一度、賀茂神社の永い歴史と伝統から振り返り、馬と最もごえん深き、全国随一の馬の心のよりどころである賀茂神社で思い起こして戴ければ幸せです。
今から千三百年前、天智天皇が日本初の馬の放牧場《調教所》を当地に建設され、そこで馬を調教されていたことに由来します。
賀茂神社は創建されて以降、馬の調教具合を試すのに神社の馬場にて競馬をしておりました。
今も三万坪の境内には、直線四百メートルの馬場があり、1300年以上の馬の魂がそこに鎮まっております。
現在も馬の成長と、乗り手の技術の進歩を競う為の競馬神事『足伏走馬』が、古式の形を色濃く残す行事として行われています。
また、その当日には現在の形式の競馬も行われ、古今を通じて馬の文化を継承しております。
また、新年には全国の馬や馬事従事の方々・乗馬クラブの皆様が健康で一年間を過ごせるよう、馬事の発展と安全を祈る「新年馬乗初式・全国馬関係者安全祈願祭」が全国随一の行事として賀茂神社にて行われています。
1300年以上もの間、日本の馬の魂が宿る地であることから全国随一「馬・乗馬・競馬守護神」として日本随一の「馬の聖地」としてあまねく崇敬戴いております。
当社では全国的にも希な古式の正式な形を残す競馬神事が現在も、連綿と受け継がれています。
賀茂神社は日本の1300年の馬の魂(霊)が宿る 『聖地』であり『聖域』です。
「方除・鬼門除・厄除・八方除・三土除・災難除」守護
当社は奈良時代よりの国民の総意による救いの神社であり、国民の災厄を封じ、鬼門を封じる事により、ご家庭の方除や鬼門除の守護、人の人生儀礼による厄除や八方除・災難除の神様として、あらゆる人々をお守り頂く、霊験高き神社となったのであります。
そのことから、賀茂神社では、人生儀礼による「厄除け・八方除け・三土除け・災厄除け」など災いを除く神様として、家の「方除け・鬼門除け・災厄除け」などの災いを封じ込めるという、広大無辺の霊験により、お祈りになる皆様方を守護します。
大神様に皆様方の一切の災厄を取り除いて頂けるよう是非お祈り下さい。
家の鬼門除け、方位除けの神
賀茂神社は、陰陽道の技にて、日本の『気』の集まる地としての中心地の場所で、社殿を南西(裏鬼門)に向けて、日本国民の災厄の流れを封じる為に造営されています。そのことから当社は鬼門除け、方位除け、災難除けの守護神として崇敬を戴いております。
それぞれの家には鬼門があり、その鬼門は二方位あり、「表鬼門」(東北の隅)、と「裏鬼門」(南西の隅)があります。「鬼門」とは、文字通り鬼(悪いモノ、魔)の出入口であると言われ、家の敷地においてもその方角を清める事によって、鬼門除け、鬼門封じの形を成しています。
また、年回りによって家の凶方もあります。祈祷を受けたり、おのおので方除けを行なう事で、凶方位を吉方位に変える事が肝要とされています。
方位除け・鬼門除け・八方除けの神様、賀茂大神様にお祈りを戴き。ご守護をお受け下さい。
「縁結・子授・安産・夫婦円満・子供成育」守護
この丹塗矢は『子授け・縁結び・導きの矢・立身出世』の矢として、当社の特殊な『神矢』とされています。
当社には二本の榊が一本につながって結ばれている『連理の榊』という霊木があり、神様として信仰されていますが、古来より『家内安全、夫婦円満、良縁、安産、子授け、子供の成育・商売繁盛』の霊験があると言われます。
人のあらゆるつながり「縁」(えん)を結び、末広がりの人生を歩む上でも広大無辺の御神徳をお受け下さい。
交通安全「車」守護
馬は古来、我々人間の手足となり大きな力を発揮しておりました。現在その役目は、馬に替わり車が担っております。
当社が馬の守護神である事から、現在は『交通安全の守護神』『車の守護神』として崇敬戴いております。また、外国の方では、バイクのことをアイアンホースと呼ぶそうです。これもやはり車が馬に変わるところのあらわれであろうと存じます。
近年は道路交通事情が良くなる反面、交通事故が多発すると言う、悲しい時代でもあります。ルール守っていても無くならない交通事故、いつどこでくるかわからない災い、これを少しでも軽減し、「大難を小難に、小難を無難に」との願いを込め、皆様の命や大切な車を守るため、是非とも交通安全の神様・車の守護神である『賀茂大神様』に祈り、幸せなご家庭をお築き下さい。
馬の聖地で、大切なる皆様方の車の安全の祈祷を受け、お幸せに幸せにお過ごし下さい。
商売繁盛・除災招福
賀茂神社は、「産霊」(むすび)」の霊験あらたかな神社です。
当社が陰陽道で造営されたことは周知の通りであり、これはお互いが相まってこそ、円満に事が進むと言うことです。
むすびとは「天地万物を産みなす霊妙な神霊」のことで、新たに「もの」を産みだす。と言うことであります。
これは人と人との「縁」を結ぶと言うことにつながり、人は決して一人では生きる事ができないのであり、相手との大切なご縁が結ばれ、ものごとが為しうると言うことであります。
この事からお商売が成功するよう祈りする方に霊験を顕されると言われている由縁であります。
お商売が成功するよう、多くの方々とのご縁が結ばれますよう、賀茂大神様にお祈り下さい。
人生の「道先案内」の神
当社祭神「賀茂建角身命」は八咫烏になり、人の進む道を案内下さる神様として崇敬頂いております。賀茂大神様の広大無辺の御神威を戴かれ、あなたの進むべき道へお進み下さり、お幸せを授かって下さい。
「人生は楽しむ為にある!」と思います。楽しむ為には良き方へ進んでいかないとかなえられません。
賀茂大神様のお導きが、必ず貴方の道を指し示して頂けるでしょう。災いを退け、幸を招く大神様の霊威を戴いて下さい。
蹴球(サッカー)守護
日本サッカー協会のシンボルマークは
皆様御存知のように「八咫烏(やたがらす)」です。
このマークになっています「ボールを押さえている三本足の烏」は、
「神武天皇御東征のとき、八咫烏(やたがらす)が危険な状況に陥られた天皇、皇族の方々、国民を道案内をした」
というエピソードがありますから、
「日本を良き進むべき道へ導いて頂きたい」
「日本の神話になぞらえたい」という祈りがあのマークへ込められていると聞きます。
サッカーをされている方やファンの方はご存知かとは思いますが、その元となっている
当賀茂神社へ是非ともお詣り下さい。そして大神様の御神威を戴いて下さい。